墓石の地震対策とは
地震などのためにもしもの備えをするのは、お墓にも必要です。
墓石が倒れなければトラブルにならず、補修費用もかからないですよね。
そこで今回は、墓石の地震対策について説明します。
▼墓石の地震対策
あらかじめ地震対策をしておくことで、墓石倒壊のリスクを軽減できます。
■耐震一体墓工法
日本のお墓は、3つの墓石を積み木のように重ね合わせてできているのが一般的です。
そのため地震などの揺れ耐えられなければ、崩れてしまうでしょう。
これから墓石を購入するならば、墓石が一体型で作られている「耐震一体墓工法」がおすすめです。
大きな石を高い加工技術で墓石を仕上げていくため、安定感が高い耐震工法と言えるでしょう。
■耐震ピン工法
耐震ピン工法は既存のお墓にできる地震対策の中で、一般的な耐震工法と言われています。
組み合わせた墓石同士の間に金属製の「ダボ」と呼ばれる棒を差し込み、連結させます。
ダボを差し込んでも見えないため、墓石の外観に影響を与えずに耐震対策ができますよ。
他の工法と比べて費用は安く短期間で行えますが、施工箇所や取り扱うダボによって費用や工期が変わります。
■接着剤工法
現代の科学技術の進歩によって、重くて接着しにくい墓石のような素材同士でもつなげられます。
接着剤工法は墓石の間にゲル状のシートを挟み、ピッタリと接着させながら地震の衝撃を吸収ができます。
また耐震ボンドで墓石を接着する場合は墓石に手を加える必要がなく、短い工期で施工費を抑えられるでしょう。
▼まとめ
墓石の地震対策には「耐震一体墓工法」「耐震ピン工法」「接着剤工法」があります。
お墓の状態や予算に応じて最適な方法を選び、地震対策に取り組むことが大切です。
高い技術や経験を必要とする工法であるため、信頼できる実績のある石材店に相談してみはいかがでしょうか。
『株式会社近藤石材』では豊富な実績と高い技術力で、お客様の幅広いニーズにお応えしております。
墓石の地震対策をご検討の方は、お気軽にご相談ください。