墓石を赤文字の意味と消し方について
墓石に赤文字で名前などが記載されているのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
もともと墓石には様々な文字などが彫ってあるので、意味が分からなくなっても無理はありません。
そこで今回は、墓石の赤文字について解説していきます。
▼墓石の赤文字とは
墓石の赤文字は一般的に、生前戒名や設立者の部分とされています。
戒名とは仏門に入った人に対して与えられる名前や仏様の弟子になったことを表す名前です。
赤文字は生きていることを表し、生前戒名も同様となっています。
設立者は必ずそのお墓に入らないといけないという決まりはありません。
▼赤文字は消す?
生きているものとして赤文字であることが分かりましたが、亡くなった場合は消すべきなのでしょうか。
生前戒名の場合は亡くなって、正真正銘に仏様の弟子になるので赤字を抜く必要があります。
しかし、設立者の場合は必ず抜く必要はありません。
気になる方は抜いても良いですが、基本的には個人の自由です。
▼赤文字を消す方法
基本的には墓石の文字を消す場合には、石材店などに依頼するのが理想です。
プロに依頼をせず、剥離剤を使用して文字を消すこともできますが、失敗のリスクを踏まえた上で行いましょう。
剥離剤を使用する場合は、必ず表面の汚れを落としてから行わなければなりません。
また文字も経年劣化によって、薄くなることもあるので同じ方法でお手入れをしていきます。
▼まとめ
墓石の赤文字とは、生前戒名や設立者の名前のことです。
生前戒名の場合は亡くなると赤文字を抜く必要がありますが、設立者は抜く必要はありません。
当店では、長崎で石材施工などを承っております。
墓石の文字などに関してお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。