石碑の種類について
石に文字を彫って作り上げる「石碑」。
石碑には、どのような種類があるのでしょう。
この記事では、石碑とは何か、種類ごとの特徴を含めて解説いたします。
▼石碑とは?
石碑とは、過去の歴史や教訓、先祖の言葉や業績などが刻まれた石のこと。
石に刻む文字の内容によって「記念碑」「歌碑」「句碑」「詩碑」と呼ばれます。
・記念碑…記念に建てられた石碑のこと
・歌碑…歌の歌詞が刻まれた石碑のこと
・句碑…俳句が刻まれた石碑のこと
・詩碑…詩が刻まれた石碑のこと
※弔いの意味を込めて作られるお墓のことを石碑と呼ぶ場合もあります。
▼石碑の種類
石碑の主な種類について見ていきましょう。
■五輪塔
五輪塔とは、石に「地・水・火・風・空」の五大をそれぞれかたどり、順に積み上げた塔のこと。
基本的には、以下の石材パーツから構成されています。
・方形(地)
・円形(水)
・三角形(火)
・半月(風)
・宝珠形(空)
■宝篋印塔
宝篋印塔(ほうきょういんとう)とは、供養や祈願を意図して建てられた塔のこと。
五輪塔と同じく石造物が多く、元となった物は中国から伝わったと言われています。
■和墓
和墓とは、縦長で四角いお墓のこと。
日本では最もポピュラーで伝統的な仏塔の一種です。
■洋墓
洋墓とは、背が低く横幅が広いお墓のことです。
▼まとめ
記念や弔いの意味を込めて、石に文字を刻んで建てたものを石碑と言います。
石に刻む内容によっては「記念碑」「歌碑」「句碑」「詩碑」と呼ぶ場合もあるでしょう。
主な種類は「五輪塔」「宝篋印塔」「和墓」「洋墓」などです。
「石碑を建てたい」とお考えであれば、株式会社近藤石材へお気軽にご相談くださいね。